蓬莱庵は六本木の中心とは思えない静けさと和の設えの別世界。
八畳と四畳半の茶室、水屋に続く調理場、露地、蹲、待合腰かけの水音を耳にしながら、木曜日、土曜日は朝から午後までお稽古が続きます。
社中は、学校茶道部を経て入門した大学生（男性）から、入門して20年になる準教授許状取得者まで月3回の稽古日を選んで出席。個人のレベルに添っての稽古科目の他、5人一組でする花月、七事式、時には正式な茶事を楽しむことも年に数回あり、この茶道教室も30年近い歴史があり、延べ約70名の方々が巣立っています。
近年は、日本伝統文化の茶道習得を志す外国からの入門希望者もあり、英語で見学、茶道経験や体験、さらに進んで入門許状まで受け帰国する社中も。国際交流の日本からの流れが、茶道紹介を通じて先生自身も、毎年、外国からの要請で渡航されることがあります。

食は人を良くすると書きます。心身の健康に欠かせない家庭料理の基礎から、おせち料理など四季折々の行事食まで、少人数の実習形式でお伝えしますので上達が早く、ご自身で美味しく栄養たっぷりの料理を簡単に作ることができるようになります。
また、栄養や旬の食材の知識も併せて勉強でき、食育インストラクターや全国料理学校協会認定の調理資格取得も可能です。

※上記の日程でご都合の悪い方、グループレッスンをいたしますので、ご相談ください。
※キャンセルは食材の都合上、お稽古日の前々日までにご連絡ください。尚、当日のキャンセルは実費をいただきます。

五節供を中心に四季折々の行事について、古の教えをもとに現代の生活様式にマッチした「かたち」とその「こころ」を小笠原流に学びます。
訪問ともてなしはもとより、慶弔のマナー、プロトコールなど幅広くお稽古いたしますので、普段のおもてなしはもちろん、様々なビジネスシーンにも役立ちます。折形、結び、水引、風呂敷の扱い、手紙の書き方、敬語、電話対応等についても随時お伝えしています。